カナダのレストランでの流れ
カナダのレストラン
海外旅行でレストランに入るときって、ちょっと緊張しますよね。日本とはシステムも違うし、英語も不安。
留学に来ても、最初慣れないうちは緊張します。
今回は、実際にカナダのレストランで就労経験がある私が、レストランでのマナーや注文、会計の流れについて独断と偏見で解説します。
カナダには、本当にいろんな国のレストランがありますし、その店によって違うこともありますね。私が紹介するのはあくまで、一般的な流れになります。
入り口で
大きいレストランや高級店だと、入ってすぐに受け付けみたいな人が待機していることがあります。この人達はホストと呼ばれるポジションです。お客様を席まで案内したり、予約の受け付け、電話対応などが主な仕事です。
小さめのレストランなどでは、ホストさんがいないことが多いので、その場合は、サーバー(ウェイターのこと)の方が席を案内してくれると思います。
「Have a seat anywhere you like] などと言われた場合は、自分たちでテーブルを選んで座って大丈夫です。
席に着いたら
メニューは紙で渡される店もありますが、最近はQRコードのメニューが増えています。席に着くとまず、担当のサーバーさんがあいさつに来てくれます。基本的には各テーブルで担当のサーバーが決っています。その他にも、バッサーさんといって、料理を運んだり、お皿を下げたりするのが専門の方もいます。この辺はレストランごとに違いますので、特に気を使う必要はありません。
この時にドリンクの注文をきかれることが多いです。サーバーさんからその日のスペシャル(安くなっているもの)やおすすめのメニューの紹介がある場合もあります。
もう少し時間が欲しい場合は、「Can I (we) have more minutes?」
どんなドリンクがあるのか質問したい場合は、「What kind of beer (wine) do you have?]
注文
カナダのレストランでは、サーバーさんはお客様からチップを頂く文化があります。このチップをもうために、サーバーさんは自分の担当テーブルに常に目をくばっています。特にこちらから呼ぶことはなくても、向こうから注文を取りに来てくれます。
日本のように、機会に注文したり、お店の人を呼ぶためのボタンはありません。
サーバーさんがなかなか来てくれないときは、アイコンタクトをとったり、店員さんを探している素振りをしましょう。
注文する際は「Can (May) I please have (get) ~? ]
食事中
食事中のマナーは日本と同じですね。日本でもそうですが、音を立てて食べるのは行儀が悪いとされています。日本人は麵をすする音に気を付けると良いと思います。海外では嫌われている音ですね。
チップをたくさんもらうためにサーバーさんは食事中も品質チェックにきます。
「How’s everything tasting?] や [Is everything ok?] などと聞かれます。
問題ない場合は、笑顔で「Good]や [Perfect!] と答えておけば大丈夫です。
会計方法
会計は基本的にテーブルで行います。食事を食べ終わると、お皿を下げてくれます。その時にサーバーさんから「Can I get you anything else?」などと聞かれますので、「I’m ready for the check」「Just the check please] と答えてあげてください。
お皿を下げてくれた人が担当のサーバーさんでなくても、担当の方に伝えてもらえますのでご心配なく。
テーブルに会計の伝票と、カード決済用のマシーンを持ってきてくれます。
カード決済
まずは伝票が合っているか、必ず確認しましょう。間違っていることもありますので。内容が合っていたら、伝票の金額とマシーンに表示されている金額が合っているか、確認しましょう。
全て確認したらOKのボタンを1回押します。そうするとチップの選択画面になります。だいたい、3択になっています。具体的には、18%、20%,22%といったかんじです。個人的には、最近の標準チップ額は18%だと思います。最低15%というところですね。特に問題がなければ18%は払ってあげてください。自分でチップ額をカスタムすることもできます。
チップが少ないと、店員達は後で裏で愚痴を言ってます(笑)。
カナダのレストランでは自分でマシーンを操作する必要があります。アメリカとは少し違うみたいですね。分からないことは店員さんに聞いて大丈夫です。
現金での支払い
現金で払う場合はなるべく、おつりが出ないようにしてあげるといいです。例えば、16ドルくらいのお会計で、20ドル札を渡して「おつりはチップとして受け取ってね」というかんじです。
セリフは「I don’t need change, thank you]
どうしても、100ドル札しかない場合は、「You can make it 20] と言ってあげます。店員さんから80ドルだけ返ってきます。残りはチップ、ということですね。
一端、おつりを全てもらってから、チップを渡しても大丈夫です。
以上、カナダのレストランでの簡単な流れでした!