留学で英語力は上がるのか
留学で英語力は上がる⁉
留学で英語力はどのくらい上がるのでしょうか。結論として、私は留学で英語力は上がると思います。ただ留学するだけでなく、ある程度の努力はもちろん必要になります。
また、留学前の英語力、留学の期間と内容によっても伸び率は違ってきます。単純に期間が長ければいい訳でもありませんね。自分の今のレベルや、やる気によって、留学スタイルも変わってきます。
今回は、私自身や友人の経験を基に、留学での英語力向上について語ってみようと思います。専門家ではないので、あくまでも私の意見になります。
そしてそもそも留学に行くためには、どれくらいの英語力が必要なのか。
留学前の英語力はどれくらい必要か
まったく英語力がない状態でも留学に「行くこと」は可能ですね。ただ、最大限に英語力を高めるには、留学を決めてから少しでも勉強をしてから行くことをおすすめします。留学のスタイルによっても事前学習のレベルは違ってきます。今回は、カナダへの留学について解説していきます。
語学学校の場合
英語力は必須ではありません。しかし、カナダに留学に行けば、語学学校の一番下のクラスでも授業はもちろん英語で行われます。挨拶や自己紹介、簡単な会話は練習していきましょう。また、語学学校では一番最初にクラス分けのテストがありますから、このテストのためにも勉強しておいたほうが良いでしょう。中学レベルの単語、文法の復習が重要です。
Co-op留学(コープ留学)の場合
学校に申し込む時点で、そのコースの内容に適した英語力が求められます。IELTS などの点数での提出も可能ですが、ほとんどの方は学校が提供するテストを受験するかと思います。レベルは学校やコースによります。基本的にはオンラインテストで、文法や語彙の問題が多いと思います。学校によっては、さらにオンラインで面接があることもあります。面接でスピーキングやリスニング能力をみています。必要な英語条件を満たさない場合は、学校の系列の語学学校でESL からスタートすることになります。
もちろん、語学学校に通ってから、Co-opのカレッジのコースというのは合理的な留学方法なのですが、余分に時間とお金がかかります。この辺をセーブしたい場合はテストに向けてしっかり勉強するしかありません。
ワーホリの場合
カナダに渡ってからすぐ働きたい場合は、ある程度のスピーキング力、リスニング力は必要ですね。オンライン英会話や言語交換アプリなどで実際に海外の方と話をしてみると、自分の実力が分かると思います。
また、ワーホリの最初の数か月を語学学校に行きたい人も多いですね。個人的にはこれは大賛成です。英語の勉強もそうなんですが、学校に行くと仕事が決まらなくても、生活リズムが整います。また、学校で交友関係を広げることもできます。最初、ホームシックや鬱気味になるのを防ぐためにも良いです。学校が情報交換の場にもなります。期間は最大で3ヵ月ほどで良いと思います。いずれにしても、中学レベルの文法、単語の復習が必要です。
留学で英語力を最大限伸ばす順序
流れとしては、
- 英語の基礎知識を身に着ける
- 英語をたくさん聞く
- 英語をたくさん話す
この順番だと思います。
まず、基礎的な単語、文法は身に着いていないと何も始まりません。これは単純に暗記作業だったり、繰り返し勉強することでクリアできます。
そして次は英語を聞く段階です。カナダ英語はアメリカ英語に近いので、なるべく最初はネイティブスピーカー(とくに北米アクセント)が好ましいです。一方でいろんな英語を聞くことも大事なので、日本人以外の様々な国のアクセントを聞くのも役立ちます。
最後に話す段階。スピーキングができると一気に英語力が上がった気がしますね。ただ、英語を第二言語として学んでいる以上、英語ネイティブのように話せるまでには、相当な努力と期間が必要だと思います。これはもうしょうがないことです。まずは意思疎通ができること、相手に理解してもらえることを目指しましょう。話し続けることで、話し方はスムーズになっていきます。
留学で英語力を最大限伸ばす方法
結論として、たくさん話すことで英語力はかなり上がります。それでは、このように成長するためにどう行動すればいいのか。
まず、基礎知識を身に着けることは日本にいてもできますね。自己学習で完結することでもあります。なるべく日本で自己学習していきましょう。
次に、英語を聞くこと。日本での自己学習でもある程度はできます。海外のテレビを見てみたり、録音教材も使えます。オンライン英会話や言語交換アプリで実践的に会話することも可能です。ただ、実際にカナダ来てみて、対面で聞くことはもっと効果がありますね。学校に行っていれば、毎日強制的に英語を聞くことになります。また、仕事場や日常生活でも自然と英語を聞く機会は多いです。
そして、話す段階。留学中に大事なのは「いかに英語を話し、意思疎通をはかれるか」だと思います。手っ取り早い方法は英語を使う環境で働くことです。学校も大事ですが、学校だとどうしても受け身になる、というか本来メインは先生の話を聞くことになりますから。
職場であれば、お金をもらっている以上やるしかないですし、気合が違うと思います。責任を持って、同僚やお客様とランダムに会話していくことで英行語力は鍛えられていきますね。
ちなみに、カナダでは語学学校のみの学生ビザでは働くことができません。働きたい人は語学学校後はワーホリビザかCo-opなどのカレッジのための学生ビザに切り替える必要があります。
まとめ
結論として、留学前の準備、そして留学先現地での努力次第で英語力はけっこう伸びます。期間はもちろん長いほうが有利ではありますね。そして、語学学校に行くだけよりは、仕事を体験する方が英語が上達します。最初はみんな英語を話すことが少し怖いと思います。心配要りません。慣れていくことで、どんどん上達します。私の英語勉強法について語っている記事はこちらからどうぞ。