今回は、Co-op（コープ）留学で受講できるプログラムの種類を紹介します。私は留学エージェントではないので、あくまでも私自身の経験と調べによるものです。

Co-op留学について、解説した記事はこちらからそうぞ。

簡単に解説すると、「英語で専門性のある分野を学び、その後Co-op期間として学んだ内容に関連のある就労経験を積む」プログラムです。様々なコースがあり、学校によってもコースの種類は異なります。ざっくりと分野別に分けて紹介したいと思います。Co-op留学は年齢や回数の制限もないため、人気が高まっています。

私自身はホスピタリティ系とデジタルマーケティング系のプログラムの受講経験があります。

ホスピタリティ（Customer Service, Hospitality）

レベル　★

このプログラムは留学生にとって、一番人気のコースですね。まずは、何と言っても入学しやすい。そして、Co-opの就労先も見つけやすいです。主に接客サービスについて学びます。コースの内容が分かりやすいため、入学時に求められる英語条件は緩めです。学習する内容も、事前知識無しでもとりかかりやすいです。また、就労先として人気の職場はレストランやカフェなど。これらの職種は留学生でも仕事をゲットしやすいです。さらに、チップ収入があれば短時間の労働でも、高時給になる場合があります。とりあえず、留学してみたい、留学生活をエンジョイしたい、そんな方にはおすすめです。

ビジネス、セールス（Sales, Marketing, Business） 

レベル　★★

セールスやビジネス系のプログラムのイメージとしては、オフィスワークの基礎というかんじです。物をどうやって売るのか、カナダ流のマーケティングなどについて学ぶことになります。カナダのビジネスマナーやEメールの書き方なども学べますね。カナダで、オフィスワークに挑戦してみたい方にはおすすめです。Co-opの就労先としては、簡単なオフィスワークや、ショップ店員などがあげられます。入学時に求められる英語力はそこまで高くないことが多いです。

マネジメント（Business management, Leadership, Business Administration）

レベル　★★★

こちらはマネジメント（管理職）に興味がある方や、自分で起業してみたい人向けです。Accounting（経理）や　Human Resources（人事）が含まれている場合もあります。要するに、会社のバックグラウンド（裏方）についてのプログラムですね。専門性が高まるため、入学時に求められる英語条件は高くなります。もちろん、Co-opの就労先を探す難易度も上がります。ただ、自国で社会人経験がある人にとっては、興味深いコースかと思います。

デジタルマーケティング、ウェブ　（Digital Marketing, Web Design）

レベル　★★★

その名の通り、デジタルマーケティングやウェブデザインを学びます。最近、留学生から人気が高まっています。入学時に求められる英語力は高いです。しかし、需要が高まっている分野でもあるので。学ぶ価値は大きいですね。また、専門性が非常に高く、未経験の場合は、母国語で少し予習しておくと良いと思います。Co-opの就労先をみつけるのは大変です。座学期間中にボランティアやアシスタント職を見つけるようにすると、希望が持てると思います。

福祉、介護（Health Care, Child Care, Support Worker) 

レベル　★★★

福祉系の職に就きたい方向けのコースです。非常に専門性が高いので、入学時に求められる英語力は高いです。実習が重要なので、Co-opのプログラムとしてはマイナーなイメージです。これらのコースを受講できる学校は限られてくると思います。人手不足の業界なので、しっかりと教育を受ければ、就職しやすい分野でもあります。ただ、勉強は大変ですので覚悟は必要です。ワークビザや永住権の取得につなげやすいイメージです。他のコースに比べて授業料が高い場合があります。

以上、Co-opのプログラムについて語ってみました！学校によって、それぞれコースの種類や内容は異なります。留学生に人気のバンクーバーのやトロントは様々な学校があります。個人的には、学校の雰囲気も大事ですが、コースの内容もとても重要です。それぞれの学校のウェブサイトでプログラムの詳細を確認できますので、いろいろと比較してみましょう！