CO-OP留学について
Co-op留学
Co-op留学を簡単に説明すると、英語で専門性のある分野を学び、その後実践として関連のある仕事につき就労体験するという、座学と就労体験がセットになった留学スタイルです。基本的には座学期間と同じ期間をCo-opとして就労することができます。個人的には語学学校のみの留学と比べるとかなりメリットがあると思います。私はホスピタリティ系とデジタルマーケティング系のCo-opプログラムを受けました。どちらも留学生にとても人気の高いプログラムです。
Co-op留学のメリット
①英語で専門分野を学習するので総合的に英語力向上が期待できる。英語でのレポートの書き方やプレゼンテーションスキルが身に付く。
②座学期間中、Co-op期間中共に働けるので経済的に余裕ができる。さらに英語環境で働くことで英語力アップ。
➂Co-op期間中は授業がないのである程度自由にできる。仕事の休みが取れれば旅行など。
④カナダでの就労体験がつめるのでその後の日本国内や海外での就職に有利な場合がある。その人の経験や運による。
⑤カナダに長く滞在できる。
私にとっての一番のメリットは働けることでした。留学は何かとお金がかかりますし、現地の通貨を稼いでそのまま使うことで両替の心配もありません。ただ、座学期間中は授業もあり働ける時間も限られているので生活費に十分かどうかはその人によります。
Co-op留学のデメリット
①ある程度の英語力がないと合格できない、合格できても授業についていけない。プログラムの難易度によりますが、どのコースもIELTSなどのスコア、もしくは学校のテストに合格することが入学条件にある場合が多いです。
②Co-opの仕事を探すのは大変。ビザの期限が限られている留学生が短期の仕事を探すのは困難です。ホスピタリティ系のプログラムは就労先を見つけやすい。
➂プログラムは長期のみ。学校にもよりますが大体のプログラムが最短1年ほど。半年座学、半年就労と長く、途中で帰国する人もいました。
④授業に期待しすぎているとがっかりすることもある。カリキュラム、先生の授業の進め方など、期待外れの場合があります。
実際に受けてみて
私が感じたのは仕事探しの難しさと授業の質でした。デジタルマーケティングなど専門性の高いプログラムほどCo-op先を見つけるのは困難になります。デジタルマーケティングでは、本格的なマーケティング職というよりは、アルバイト先の飲食店などでデジタルマーケティングやSNSの手伝いをして、アシスタントとして働いている人が多いです。また、授業の内容はカリキュラムはあるものの、先生に一任されてることもあり、つまらないと感じたり自分に合わない場合もあると思います。