カナダ留学生仕事体験談
カナダ留学生の仕事
今回は私の仕事体験談について紹介します。カナダに来てからいくつかの仕事をしました。その中でも日本人留学生では珍しいであろうバイトについて話したいと思います。私はバンクーバーで、スウェーデン発祥の大手家具店でパートタイムで働いていました。職種はセールス、売り場販売員のようなものです。仕事をコロコロ変える私には珍しく半年以上働きました。
①採用までの経緯
応募
当時の私はホスピタリティ系のCo-opプログラムを受講していました。なので、座学期間中にコープの就労先になりそうなカスタマーサービスの仕事を探していました。ただ、働ける期間は限られていました。せっかくなら良い経験になりそうなことをしたいと思ってました。
探し方としてはIndeedで興味のある仕事に応募する、という単純なもの。Indeedでは、応募の返答率はかなり低いのですが、一番早く、そして唯一返信をもらえたのがこの家具店でした。とはいっても応募数は5件ほどでしたが。かなり選り好みしてましたね。
返信がきた
メールで返信が来ると思っていたのですが、いきなり電話がかかってきました。普段は迷惑電話が多いので(詐欺系の)知らない番号は応答しません。しかし、2回目の電話がかかってきた時に検索したら、この店だったので即効かけ直しました。この電話では、簡単な仕事説明といつ入れるのか、などを聞かれました。最後に対面面接のアポイントをとりました。後にこの電話が一次面接だったと知ります。
面接
対面面接は1時間弱と長めで、世間話から留学生活のことや私自身の経験と将来の展望の話をしました。マネジャーからは詳しい仕事内容やチームメンバーの簡単な紹介などの話がありました。最後にマネジャーから「私はあなたがチームに入ってくれたらハッピーだけどどうする?」と聞かれその場でYes!と返事をしました。
➁仕事内容と環境
簡単に言うと売り場担当者のようなものです。セクションごとにチームが分かれています。自分の担当セクションのお客様対応、整理整頓、次の日の入荷に向けての準備などをします。安さが売りの店なので、基本的に現場の従業員は最低限の人数です。なので常に人手不足、けっこう忙しいです。
給料はほぼ最低賃金なので、割に合わないからと辞めていく人も。ただco-workerはみんな親切で上下関係などもなく、とても働きやすい環境でした。
体調不良時には早退や病欠も問題なく認められていました。これは、この企業で世界中どこの店舗でも大事にされている社風らしいです。数か月勤務すると、徐々に企業オリジナルのマーケティング論や企業理念の研修があり、いろいろと学べる環境でもあります。また、食堂で社割で安くご飯が食べれるのも魅力でした。大きな企業なので、福利厚生はしっかりしているようです。
私は次の学校に行くためにお金が必要だっため、金銭面を優先してここを退職しました。お金より経験重視の人には良い職場だと思います。